git コマンドを alias してるときにも補完を効かせる方法

プログラマなら呼吸をするように git コマンドを使うと思うので、git っていう 3 文字でさえ長過ぎますよね。
ということでみなさま .bashrc などで

alias g='git'

みたいなことをしてると思いますが、この場合 git-completion.bash による補完が効かなくなってしまうという弊害がありました。

とはいえ、~/.gitconfig にサブコマンドの短縮形を大量に登録していると思いますし、ファイル名の補完は標準で効くので、不便なのはブランチ名の補完や滅多に使わないサブコマンドの補完など一部の作業に限られていました。

でもこれを解決する方法がありました。

.bashrc などで git-completion.bash を source した後に以下のように __git_complete 関数を実行しましょう。

source /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/usr/share/git-core/git-completion.bash
__git_complete g __git_main

私は Mac を使っていて Xcode に含まれている git-completion.bash を使っていますが、環境によって git-completion.bash のパスは異なると思います。

また、git のバージョンが変わったりすると関数名が変わったりするかもしれませんがその際は頑張って git-completion.bash を解読して、どの関数を呼べばよいか探しましょう。

これで .bashrc を source し直したら g コマンドでも補完が効くようになっています。

以上、自分用メモでした。